淀川通信 第15号
2008年3月15日
今年の大阪はよく雪が降りました。
1月までは暖冬で気を抜いていましたが、2月は週末ごとの雪。
それが3月になるといきなり春です。柳の芽がはじけそうです。
淀川のカモたちや、カワウもいきなり少なくなりました。
2月17日以来、チュウヒを初め猛禽もすっかりご無沙汰、、、
「もう、どこかに行ってしまったかなlぁ」と思いながら、
ポカポカ陽気の中川原でのんびりタバコを吸ってさて帰ろうかと立ち上がったら、
チュウヒが飛びました! まだ居たんだ。
カラスがちょっかいを出していましたが、冬の初めに見たときより
ずいぶんしっかりとした羽に変わってたくましい感じでした。
「さてと、こんなもんかな」と思って、ぶらぶらママチャリを流していると
ずいぶんとオオジュリンの声が騒がしい。
せっかくだからとママチャリをとめると、ずいぶん小さい奴が目の前のヨシの穂にとまりました。
『何!!!』 なんとツリスガラ!
ビックリで自慢のコンデジを出す暇もありませんでした。
先週のオジロビタキに続いて、こいつは記憶をたどると実に29年ぶりか!
感激していたら、目の前を猛禽が横切っていきました。
早すぎて、見えない!!!チョウゲンボウよりは大きく力強かったが、
ハヤブサのような白さはなく、、、
カラスが大騒ぎをで普通では有りません。次々と集まってきて葦原の一点を集中攻撃。
たまらず飛び出してきた奴は、、、
早すぎて結局正体は不明でした。
残念!
ヒバリは本格的に囀り始めました。川原の木立ではウグイスが囀りの練習。
ホオアカも居ました。
クイナ君はパンを見ても反応が少なくなりました。ちゃんと餌が取れてるな、、、多分(・・:
淀川でツリスガラの記録のあるのは知ってましたが、目の前に実物が現れると、、、 やぁ、丁寧に見ていると居るもんですネェ |